• 良い曲を発掘する音楽情報サイト
moon drop「ex.ガールフレンド」
作詞:浜口飛雄也/作曲:浜口飛雄也・坂知哉

2014年結成。三重県伊勢市発、浜口飛雄也(Vo/Gt)/清水琢聖(Gt)/坂知哉(Ba/Cho)/原一樹(Dr) からなる(メンバー編成は2021年04月現在)、愛だの恋だのラブソングだけを歌い続けるバンド、moon drop。轟音ギターと泣きのメロディが印象的な楽曲、「ex.ガールフレンド」。直訳すると元彼女。この曲は元彼女に向けて、思いの丈を綴った感情的なロックナンバーです。

激しくも儚いロストラブソング。この曲の主人公は、へなちょこで不器用なんだと思います。終わってしまった過去の恋愛を、メチャクチャ後ろ向きな感情を抱いたまま、いつまでも引きずっていて。この歌詞の内容から推測するに、主人公が振ったのではなく、彼女に振られてしまったのでしょうね。ただ同時に根が真面目な主人公は、自責の念を抱いており、自分のそっけない態度が原因で、破綻してしまった関係に対して、激しく後悔している様を伺うことも出来ます。

君の唄を歌ってるんだよ
バカみたいだろ

君の事が好きだったんだよ
ウソみたいだろ

好きだと言う気持ちを普段から素直に表現出来ていれば、別れなくて済んだのかもしれません。どこか斜に構えて、強がりばかりを言ってしまった結果、徐々に彼女の気持ちが離れてしまったのかもしれませんね。

二人で叶えたいことの大半は
二人でずっとって
ちゃんと思ってたんだよ

不器用なりに、ちゃんと彼女との未来は考えていた。ただ気持ちのすれ違いとでも言いましょうか。相手にその気持ちは伝わらなかった。そんな終わってしまったからこそ、大切なものに改めて気が付く、切なさとやりきれなさを感じることが出来るフレーズです。

3分余りの短い楽曲。曲の最後は少々投げやりにも感じられる「もう誰にも分からなくていいや 二人だけでいいや」というフレーズで終わっています。諦めきれない元恋人がいる方は、この作品に共感できる部分があるのではないでしょうか。シンプルで分かりやすいロストラブソングだと思います。

【レーダーチャート】

ボーカル:18
メロディ:19
歌詞:16
アレンジ:18
個性:17

TOTAL:88

PVアクセスランキング にほんブログ村 にほんブログ村 音楽ブログへ にほんブログ村 音楽ブログ 好きな曲・好きなアルバムへ にほんブログ村 音楽ブログ CDレビューへ にほんブログ村 音楽ブログ 音楽評論へ


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です