名曲シリーズ #045【DEPAPEPE「SUMMER PARADE」(2005)】神戸発アコースティックギターデュオ好発進！

「インストミュージックをポピュラーに！」を合言葉に、ストリートライブで精力的な活動を続けてきたユニットDEPAPEPEが、2005年05月18日にアルバム『Let’s Go!!!』で、メジャーデビューを飾りました。セールスについても好調な売れ行きを見せていて、インストものとしては異例のオリコン初登場7位を記録。発売当初、近隣のレコード屋さんでは、品切れ状態が続いていたみたいす。

アコースティックギターデュオのDEPAPEPE。彼らの存在を知ったのは、プロモーションビデオを偶然に目にしたのがきっかけでした。ボーカルを使わずに、ギターサウンドだけで曲の世界観を表現していくスタイル。今回紹介する「SUMMER PARADE」という作品は、夏の開放感をそのままダイレクトに表現していて、澄んだ青空が広がっていくような爽やかな気持ちに浸れる良曲です。耳障りの良い優しいギターサウンド。突き抜けるような清涼感が深く印象に残りました。この曲を引っ提げて、ミュージックステーションにも出演、世間的な知名度も急上昇中です。

ギターデュオでボーカルものというスタイルのアーティストは、過去にも沢山いましたが、インストものギターデュオに限った話になると、ベテランのゴンチチや山玄の名前が真っ先に思い浮かんでしまうので、若手では数少ないと思われます。それだけに面白い存在になるかもしれません。アコギの音が好きなこともあり、押尾コータローさんのライブへは足を何度か運びましたが、DEPAPEPEにもハマってしまいそうな予感がします。

2021年現在も、デビュー15周年を迎え、ますます精力的に活動中です。

※2005年06月25日(土)公開の記事に、加筆修正致しました。

【レーダーチャート】

ボーカル：-
メロディ：17
歌詞：-
アレンジ：17
個性：18

TOTAL：52