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NONA REEVES「ブラックベリー・ジャム」
作詞:西寺郷太/作曲&編曲:奥田健介

問答無用、第一印象でハマった楽曲。このグルービーで、タイトで、フュージョンっぽくて、センスが良いサウンドは、何なんだろうという感覚。ドラムとベースのラインが、心に響いてくる感じです。

NONA REEVES(ノーナ・リーヴス)は、1995年から活動するバンド。現在はスリーピースの形で、西寺郷太<Vo>、奥田健介<Gt/Key>、小松シゲル<Dr>の三人組。ボーカルの西寺とギターの奥野は、他アーティスト、アイドル、声優などへの楽曲提供なども多数。ちなみにバンド名の由来は、以下の通りとのことです。

「ノーナ」は敬愛するマーヴィン・ゲイの娘ノーナ・ゲイから、「リーヴス」はモータウン伝説のシンガー、マーサ・リーヴスからそれぞれ名をもらい架空の人格として生み出した女性の名前がバンド名の由来となっている。

ちなみにNONAとはラテン語で「9」の意味も持つ。9は、西洋、東洋ともに歴史的に「最高」の象徴とされる数字だという。

ウィキペディア(Wikipedia)より

活動歴の長いバンドですが、簡潔に表すと「ハイセンスな楽曲」が多いのが特徴。今作、「ブラックベリー・ジャム」に関しては、邦楽の歌ものの概念を覆すような自由な譜割りとアレンジ、大胆な構成にも関わらず、マニアックになりすぎずに、キャッチーなメロディラインで聴きやすいです。

歌詞に関しても、なんじゃこりゃ的な空想世界観が広がり、意味不明な部分もあるのですが、多分、要約すると、「パラレルワールドに迷いこんでしまって帰れないけど、グルービーに踊ろうぜ!」みたいな感じ。(あくまで自分の解釈ではありますが…。)よく分からないのが逆に良く見えてくる、そんな楽曲です。

【レーダーチャート】

ボーカル:17
メロディ:18
歌詞:17
アレンジ:20
個性:18

TOTAL:90

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