ライブレポート #001 夢∞nity(Dream Infinity) DEBUT LIVE 第2部@品川インターシティホール(2021-02-06)

＊夢∞nity(Dream Infinity)

01. RUN！
02. カラフルーティーン
03. 夢はINFINITY
04. キミはどうなの？
05. ガールズビーアンビシャス
06. KICK OFF！
07. 一歩ずつ～step by step～
08. キミノテ

2021年02月06日(土) 17:15～18:05
夢∞nity(Dream Infinity) DEBUT LIVE 第2部@品川インターシティホール
チケット代：6,000円(Tシャツ付き)／指定席／S席 6列 8番

夢∞NITY 2021-02-06 DEBUT LIVE ダイジェスト

昨日は品川インターシティホールで、夢∞nity(Dream Infinity)のデビュー記念ライブが開催されました。夢∞nityとは、2021年01月に結成されたばかりのアイドルグループです。メンバーは元Party Rockets GTの高乃彩愛、元Fullfull Pocketの石井栞、アイドル未経験の後藤楓による3人組グループです。

新人とは言え、メンバーの石井栞は、からっと☆時代を含めると、2014年からの活動実績があり、アイドルとしては超ベテラン。元Party Rockets GTの高乃彩愛(SAE)も、2017年のデビュー組で、過去に3年余りの活動期間があった為、この二人のパフォーマンスに関しては、心配する点は全くありませんでした。残る一人の後藤楓が未知数だったのですが、先輩二人に引っ張られることで、良いパフォーマンスをしてくれるのではないかなという期待が高まります。

このグループのライブを見に行こうと思ったきっかけですが、コロナ渦に入ってから、自分は全くライブを見に行くことが出来ていませんでした。2020年01月に行われた、tipToe.の第一期生卒業のライブ以来、実に一年一ヶ月の空白。その間も様々なアーティストのライブチケットを取りはしたのですが、全ての公演が延期＆中止になってしまって、何だかんだで一年以上が経過してしまいました。

そろそろどこかの現場には行きたいなと思っていた矢先、Fullfull Pocketの解散以降、事務所を退社。タレント活動などを行わずに、普通の女子高生として生活を送っていた石井栞さんが、再度アイドルに挑戦するというニュースを耳にして、このグループに興味が沸いてしまいました。

今回、夢∞nityのパフォーマンスに関しては、全くの未知数でした。それもそのはず、パフォーマンス動画などを、一切、ネットなどに上げていなかった為、どんな曲をやるのかすら分からなかったからです。元Party Rockets GTのメンバーでもあった堀尾歩未さんがプロデューサーということで、元アイドルの目線からのプロデュースに期待が出来そうというイメージはありましたが、その反面、いきなりワンマンでのお披露目ライブというのは、パフォーマンスが全く見えてこないこともあって、博打的な要素が強いのではないかなというのが正直な感想でした。

ライブは2部制で、自分は16時30分開場の第二部に参加。品川インターシティホールは、初めて訪れた会場でしたが、品川駅と直結した、非常に綺麗で広いホールでした。結婚式場のような佇まいとでも言いましょうか、全体的に広めでゆったりとした印象。そして運営側によるコロナ渦対策は、ほぼ完璧でした。完全着席スタイルのライブ、コールは一切禁止、観客はマスク＆フェイスシールドの装備を徹底、検温＆消毒なども完璧。過去に自分が参加してきたアイドルのライブとは違った、クラシックのコンサートのような静粛なイメージの中で行われた為、盛り上がりに欠ける印象はありましたが、このご時世に問題を起こさない為にも、致し方ない対応なのかもしれません。逆に生で拝見することが出来るだけでも、幸せなことなんだなと改めて感じました。

実際に見た感想。パフォーマンスに関しては、問題ないというか、むしろ素晴らしかったです。アイドル経験者で構成されたグループだけあって、歌もダンスもまとまりがあり、アイドル未経験の後藤楓さんは、MCこそ噛んだりしていましたが、歌声が素敵で、先輩二人に見劣りすることがない、素敵なパフォーマンスを見せてくれました。

披露された楽曲は全部で8曲。全て初聴きだったので、正直、ピンと来ない部分はありましたが、カバー曲など一切なしで、いきなり新曲8曲を持ってくるというのは、新人としては異例だなという感覚でした。(通常だと多くても3～4曲程度が、デビュー時の持ち曲数という印象です。)あとは音源のリリース配信＆動画などが公開されて、曲が耳馴染みになった時に、良い方向に印象が変わっていくことに期待したいです。ちなみに披露された曲の中では、「ガールズビーアンビシャス」と「一歩ずつ～step by step～」が、特に耳に残りました。

過去に実績があるというのは、安心出来る要素だと思いましたし、今後の活動が楽しみなグループには違いありません。アイドル活動をする上では、逆風となってしまうコロナ渦の中ではありますが、グループ名のように、これからも夢に向かって突き進んで欲しいです。