名曲シリーズ #020【佐藤裕美「Eternal Love 2004」(2004)】アレンジが心地よいギャラクシーエンジェルテーマ曲

先日の記事では、Key of Lifeというユニットについて語りましたが、今回はメンバーでもあり作曲家としての活動をする、坂本裕介さんにスポットを当ててみたいと思います。有限会社ユー・プライム代表取締役でもあり、音楽プロデューサーでもある坂本氏。Key of Lifeとしての活動がひと段落した2000年代に入ると、アニソンを提供する作曲家としての一面を見せてくれました。アニメ、ゲーム、声優、キャラクターソングの仕事が多く、作品提供数は400曲を越えています。

『デ・ジ・キャラット』や『ギャラクシーエンジェル』といった、ブロッコリー系の作品の挿入歌なども手掛け、今は新日本プロレスの親会社でもあり、『カードファイト!! ヴァンガード』や『BanG Dream！』、トレーディングカードゲーム等で有名な『ブシロード』の社歌を手掛けたことでも有名になりました。一般層に浸透した曲を挙げると、栄養ドリンク『リゲイン』のCFソングなども彼の作品です。

作詞家でもあり、Key of Lifeの初代ボーカルとして活動した、森ユキ(MORICO☆)さんとの共作で、多くの作品を世に出しています。2007年に二人は、KI☆LAというユニットを結成。新しいユニットとしても、活動をスタートさせました。

坂本さんが手掛ける多くの楽曲の中で、特に印象に残っているのは、ギャラクシーエンジェルのテーマ曲「Eternal Love」。この曲は年度によって、様々なバージョンがリリースされていて、ボーカルも曲ごとに変わるのですが、佐藤裕美さんが歌う「Eternal Love 2004」のバージョンが好きですね。このバージョンは、他の年の作品と比較して、楽曲のアレンジが抜群に素晴らしいと感じました。

一時代を築いた、坂本裕介さん＆森ユキさんの動向に、これからも注目したいと思います。

※2010年07月05日(月)公開の記事に、加筆修正致しました。