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plane「sister」
作詞:YUSUKE KIKUCHI/作曲&編曲:plane

飛行機がトレードマークの4人組ロックバンド、plane『22』の数字をキーワードに選曲された6曲入り、2nd mini album『seat 22』が、2005年06月22日にリリースされました。エモーショナルなサウンドと、擦り切れるような感情を帯びたボーカルが印象的なバンドです。

自分が彼らの存在を知ったのは、MVを紹介する番組で、「sister」のビデオクリップを見たのがきっかけでした。この楽曲は、CS音楽専門チャンネル『MUSIC ON TV!』『SPACE SHOWER TV』の2局で、同時期にパワープレイされており、どっちの局にチャンネルを合わせても、planeだらけという日が、実際にあったりもしました。

「sister」という楽曲は、恐怖と不安に駆られながらも、力強く未来を照らしてくれるような、そんな作品です。疾走感のあるサウンドに、メリハリの利いたボーカル。一度聴いたら、忘れられなくなりそうなインパクトがあります。ジャンル的には、ストレートなロック系なのですが、ASIAN KUNG-FU GENERATIONBUMP OF CHICKENが好きな人だったら、共感できる要素があると思います。

パワープレイの効果というのは絶大ですね。知らぬ間にサビの部分を覚えてしまっていて、自然と口ずさむようになりました。しかも発売日の直後、たまたま渋谷のHMV(※2010年08月に閉店)に行く機会があったのですが、特設コーナーが設置されていたので、思わずこの作品を手にとってしまいました。

結成が中学生のときで、既に高校生時代には、インディーズレーベルでバンド活動をしていたという話を聞いたのですが、若い頃から第一線で活躍しているという意味合いからも、BUMP OF CHICKENとの共通点が多くあり、まだ若いだけに今後が期待出来るアーティストです。それとメンバー全員がMr.Childrenから多大な影響を受けており、ボーカルの菊地さんにいたっては「桜井さんに会えたら(ミュージシャンを)辞めてもいいと思っていた」と発言するほど憧れていたそうです。(運命の巡り合わせとでもいいましょうか、偶然にも同じレコード会社に所属していたこともあり、Mr.Childrenとは2006年に、イベントライブで共演を果たしています。)

アマチュア時代のキャリアが長いバンドなので、これからメジャーというフィールドでどのような活躍をしてくれるのか、非常に楽しみです。

目次

【追記】(2021年01月)

そして2021年現在、彼らは活動25周年を迎えました。2020年6月には7年ぶりのアルバム『2020 TOKYO』をリリース。メンバー全員が40代に入り、60歳まで歌い続けることが出来る楽曲を作りたいという理想を掲げ、現在も活動中です。

※2005年07月01日(金)公開の記事に、加筆修正致しました。

【レーダーチャート】

ボーカル:17
メロディ:17
歌詞:16
アレンジ:17
個性:17

TOTAL:84

【外部リンク】

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