音楽談話 #010「成長著しいミュージシャンに出会えた昔のお話～日向野あこ～」

以前から注目していたあるミュージシャンの成長を、大変に嬉しく感じています。そのアーティストの名前はわっせ。ブルネイ人の母と日本人の父を持つ新潟県出身のボーカリスト、憧野あこを中心として活動する和のテイストを感じさせてくれるユニット、それがわっせです。『憧野あこ⇒舞流音意⇒ブルネイ⇒灯亜⇒わっせ』と名前を変えながらも、積極的な活動を続けているみたいです。2005年の夏には、ボーカルの憧野あこさんにとって所縁の地でもある、ブルネイ国でのライブが決定しているとのこと。

自分と憧野さんの接点。少し前の話ではありますが、まだソロ活動をメインとして、路上で弾き語りをされていた時期に、偶然、お話する機会に恵まれました。音楽に興味があるという話をして、お互いのホームページのアドレスを交換したことがあったのですが、それ以来ずっと注目しています。

ただ気がついてみれば、あれよあれよという間に、海外進出を視野に入れた、ミュージシャンへと成長されてしまいました。憧野さんにはオーラみたいなものがあって、楽しそうに音楽をされている印象を受けたので、それ以来、ずっと応援しています。一度、ライブに行きたかったのですが、なかなか都合がつかずに、参加できないでいることが悔やまれます。

ちなみに憧野さんには過去に『アイスクリーム・カフェ』の掲示板に書き込んで頂いたことがありました。公式ページは随時チェックしているので、機会があったら、わっせのライブを体感したいです。

上記は約16年前の2005年に更新した日記なのですが、当時、インディーズで活動していた憧野あこさんというミュージシャンと、自分との接点になります。その後、バンド解散後、『亜古リンツー⇒日向野あこ』と名前を変えながら、アニソンのカバー作品などをリリース。2011年頃までは、活動されていたらしいです。(ブログの更新が、2011年頃でストップしています。)連絡を取る手段などがなかったので、現在はどうされているか分かりません。当時は偶然とは言え、頑張っているミュージシャンの姿を間近で見ることが出来て、色々な意味で励みになりました。

結局、わっせのライブには、行くことが出来なかったのですが、もし仮に今の時代にも音楽をされていたら、もっと様々なパターンの活動が出来ていたのではないかなと、そんな風にも思うのです。『夢を諦めないで』という言い方だと大げさになりますが、今の時代であれば、YouTubeなどの動画サイト、Pocochaや17LIVEなど、リアルタイム配信出来るアプリも多いですし、SNSを使えばいくらでも情報発信が出来ます。世界を視野に入れた活動も可能です。その分、競争は激化していますが、アマチュアや個人であっても、やる気があれば大手と戦える時代であることは、間違いないはずです。今、夢や目標がある人は、昔と比べても環境が整っていますし、一歩を踏み出すことで実現できる可能性が芽生えるので、頑張って欲しいです。

※2005年06月29日(水)公開の記事に、加筆修正致しました。