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*RAY

01.世界の終わりは君とふたりで
02.サイン
03.尊しあなたのすべてを
04.Meteor
05.no title
06.レジグナチオン
07.Blue Monday
08.サテライト
09.Fading Lights
10.愛はどこいったの?
11.星に願いを
12.スライド(旧)
13.スライド(新)
14.シルエット
15.ダイヤモンドリリー(白川さやかソロ)
16.オールニードイズラブ
17.GENERATION
18.17
19.わたし夜に泳ぐの

20(EN1).バタフライエフェクト
21(EN2).世界の終わりは君とふたりで(三人ver.)

2021年02月23日(火)
RAY『白川さやか卒業公演 -ひかり-』@新宿BLAZE
チケット代:4,500円(税込)+D/指定席 89番(前から6列目)

RAYのメンバー、白川さやかさんの卒業公演。言葉で表現するのが難しい不思議な想いと感情を抱いて、ライブ当日を迎えました。実はRAYのライブを、生で見るのは初めてのことでした。白川さんのファンになってからは、行きたいという気持ちが強かったのですが、コロナ渦で自粛ムードが強い時期と重なってしまった為、大半のイベントやライブは休止か延期、現場で見たかったのですが、ネット配信のライブ動画などでしか応援することが出来ずにいました。そういった理由もあり、通い慣れたグループのライブに参加するという意識はまるでなく、初めての生公演が、映像でずっと応援していた、白川さんの最後の姿となってしまうことに関して複雑な心境でした。

少し前の記事の中で、自分が白川さんのファンになったきっかけ、「ダイヤモンドリリー」という楽曲が生まれた経緯や、白川さんの活動休止期間についても触れていますので、そちらを見て頂ければと思います。

今回の記事については、ライブ当日に感じた純粋な感想を述べます。緊急事態宣言の影響もあって、ライブの開演時間が当初の予定より早まりました。そういった状況もあり、特典会は繰り上がる形で、午後の早い時間帯から行われました。自分が参加することが出来る、白川さんの最初で最後の特典会。最初から参加しようと決めていたのですが、白川さんと何を話そうか考えているうちに、あっという間に貴重な時間が終わってしまいました。コロナの影響で生のライブを見るのが初めてだということ、RAYのメンバーの中では、白川さんが一番好きだということを伝えました。最後に笑顔で「またね!」と声をかけてもらいましたが、次がないということは分かっていたので、少し寂しい気持ちになりました。

本編のライブに関しては、自分が思い描いていた通りの素晴らしい内容でした。ライブパフォーマンスは、映像で見るよりも躍動感が強く、知らぬ間に引き込まれてしまいます。公演全体の流れは、白川さんが執筆した絵本「ひかり」をフューチャーした内容となっており、「波長」「粒子」「温度」「色彩」、メンバー4人を象徴するキャラクターに沿ったストーリーで進行していきました。

自分が一番好きなRAYの楽曲「世界の終わりは君とふたりで」からスタートして、途中、・・・・・・・・・(ドッツ)時代(・・・・・・・・・(ドッツ)とは、既に解散しているRAYの前身のグループになります。)の「スライド」から、RAYバージョンの「スライド」への流れ、白川さんがアイドル色の強いピンクの衣装に着替えて、ソロ曲「ダイヤモンドリリー」を披露。そして4人のRAYとしては、最後にレコーディングされた新曲「わたし夜に泳ぐの」を披露して本編は終了。余韻に浸りながらも、アンコールでは代表曲でもある「バタフライエフェクト」を披露。

一般的な演出であれば、白川さん卒業の余韻を残したまま、この日のライブは終わりという形を想像していたのですが、結末は全く異なるものでした。白川さんを見送って、エンディングクレジットがスクリーンに流れた後、会場が暗転。突然のダブルアンコール。これは想定外でした。そして3人のメンバーがステージに登場。輝くステージの上に、白川さんの姿はありません。本ライブの一曲目で披露した「世界の終わりは君とふたりで」を再度披露。そして客席からステージを見上げて、涙ぐむ白川さんの姿。終演後には3人Ver.の新しいグッズを販売するという告知。「白川さやかはもういない」という現実を突きつけられます。最初にこの演出を見た時は、白川さんを排除したように見えなくもない為、本人を目の前にして、卒業公演当日にやるのは、流石に残酷なのではないかなと感じてしまいました。

ただ今になって思うと、これはRAY流の今後に向けての意気込みなのだと、そんな風に感じるようになりました。白川さんの見ている前で、新しいステージへと進む姿を披露する。そして3人Ver.のグッズに描かれたイラストの手には、ダイヤモンドリリーの花。これは『白川さやかは卒業してしまったけれども、いつまでもRAYのメンバーなんだ』ということを象徴している、そんなメッセージとして受け取れました。

自分にとっては、最初で最後のRAY一期生4人の生ライブ。そんな貴重な空間の中で、最後まで全力投球する白川さやかさんの姿が見れて、とても感激しました。RAYというグループは、パフォーマンスも素晴らしいですし、純粋に音がカッコいい。白川さんは抜けてしまいましたが、これからもグループとしての活動を楽しみにしています。またライブには足を運びたいと思います。

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