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星歴13夜は(株)コドモメンタルがプロデュースする5人組ユニットです。2018年12月から活動開始。
星歴13夜は全くノーマークだったアイドルで、この曲がきっかけで、じっくり聴くようになりました。水谷和樹氏の手掛ける楽曲は、アレンジが秀逸で、デジタルポップの理想形に、近い作品が多い気がします。洗練されたサウンドといい、ふわふわした感じのキャラクターといい、従来の自分がハマるタイプのアイドルではなかったのですが、中毒のように聴いてしまう自分がいました。
一般層への知名度がそこまで高いわけではないのですが、YouTubeの再生回数が多いのは、バラエティ番組である「バズリズム」のEDとして起用された上、Web媒体の宣伝広告も成功したらしく、この曲で初めて星歴13夜の存在を知ったという人も多いみたいです。
福原遥さんと言えば、「クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!」のまいんちゃんとして、子役としても活動していたこともあり、生粋のアイドル枠に入れるかどうか迷いましたが、「かぐや様は告らせたい」のEDとして起用された今作が、かなりの名曲なので、今回はランクインさせて頂きました。(ちなみに「アイドル楽曲大賞2020」にも、今作はノミネートされていました。)
出だしは戸松遥さんの「ユメセカイ」に似てるかなとも思ったのですが、伸びやかで愛らしいボーカルの福原さんの歌声に、すっかりハマってしまう自分がいました。彼女のボーカルを生かせる曲と巡り合うことで、もっと良曲を沢山、世の中に送り出せる気がします。役者だけではなく、これからの歌手としての活動も楽しみにしています。
メンバーで天然キャラの王林さんが、全国区のバラエティ番組で有名になった為、このグループの存在自体を知ってる方は増えたと思います。ちなみにりんご娘というグループ自体の結成は、2000年07月ということで、長い活動歴があり、ご当地アイドルの元祖とも言うべき存在です。過去に在籍したメンバーは、現メンバーを含めて総勢25名。メンバーの名前としてりんごの品種が起用されているのは、面白い部分です。
現在、りんご娘のサウンドを手掛ける多田さんは、青森県弘前市に移住、音楽活動の拠点を移し、青森の音楽界を盛り上げると同時に、りんご娘にも作品提供をされています。弘前で音楽活動をしている人たちと交流し、自身の経験を生かしたプロデューサー業で関わりたいとのこと。
「りんごの木」は結成から20周年を迎える、りんご娘を象徴すべき、壮大なバラードナンバー。優しいサウンドと、力強いコーラスワークが、美しく調和する作品に仕上がっています。
新潟市中央区古町から生まれたアイドルユニット、RYUTist(リューティスト)。2011年05月から活動開始。結成から10年が経過しますが、初期メンバー5人の内3名は、現在も在籍しています。グループ名の由来は「柳都(=新潟市)」という言葉に「アーティスト」を加えたもので、「新潟のアーティスト」というような意味になります。多くの地元のメディアに取り上げられ、現在は新潟を代表する、ご当地アイドルとなりました。
今思い返すと横山実郁が加入、現在の4人体制になり、タワーレコード内のレーベル「PENGUIN DISC」に移籍した2016年が転機になった気がします。その後、沖井礼二さん(ex.Cymbals)、北川勝利さん(ex.round table)、弓木英梨乃さん(KIRINJI)と言った、シティポップを手掛けたら、良作を連発する作家陣に恵まれたことなども、音楽的に躍進する要因の一つだったと思われます。
今作はパソコン音楽クラブさんの提供曲。デジタルサウンド&シンセサイザーを生かした、新しいRYUTistの一面が見られる作品に仕上がっています。
Task have Fun(タスクハブファン)は、2016年02月に結成された、当時は中学生の3人組ユニット。デビューから1年で150本以上のライブイベントをこなし、それまでのイメージをガラっと変えたロック路線の4thシングル「3WD」が、アイドル楽曲大賞インディーズアイドル部門で第1位となり、アイドルファンの間では話題に上がりました。2018年には全国展開を開始、そして2020年には、ハロプロの生みの親でもある、つんく♂氏のプロデュースの元、新しい展開を見せてくれるグループです。
「星フルWISH」はポップな面を強調した作品。Task have Funは、元々、スキルが高く適応力があるメンバー揃いなので、どんな楽曲でも自分たちの色に染めてしまうような強さを持っています。活動の幅を広げたことにより、今後の活躍が楽しみになるアイドルです。