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皆様は生まれて初めて購入したCDというものを、覚えているでしょうか?現代は既にCDを購入して、音楽を聴く時代ではなくなってきていますし、ネットインフラの整備と共に、ダウンロードやサブスクリプション(定額制ストリーミング配信)が主流になってきいます。平成中期以降に生まれた世代ともなると、音楽に興味がある or 好きであったとしても、一度もCDを購入したことがないというケースもありそうです。現在のCDの位置づけは、コレクターズアイテムに近い存在になったと思います。(ファンだからこそ、現物として音源が収録されたCDを、持っておきたいという感覚。)

ただ25年前は全く様相が違いました。インターネットが本格的に普及し始めたのが、2000年代に入ってからなので、当然、楽曲ダウンロードなどの概念はありませんでしたし、音源を入手する為には、CDを購入するかTSUTAYAさんなどでCDをレンタルして録音するしかなかったのです。(お金をかけないで試聴する方法としては、CDショップの試聴機を使うか、ラジオ番組を録音をしたものを、聴き返すしかありませんでした。

友達同士での貸し借りなども、今と比較すると多かったように思います。(今の考え方だと、デジタルコンテンツをコピーして譲渡する行為は、完全な違法となってしまいますが、昔は親しい間柄であれば、原版であるCDを借りて、カセットやMDに落とすなどの行為は、暗黙の了解として認められている時代でもありました。)今と違いYouTubeApple Musicなどで、気軽に新曲を聴けてしまう時代ではなかったので、音楽に対する探究心は、今とは比べ物にならないくらい強かったです。

それだけにCDを購入するという行為は、衝撃的でもありました。CDは決して安い買い物ではありません。少ないお小遣いをやりくりして、購入した時の感動は、今でもはっきりと覚えています。生まれて初めて、3,000円の高価な宝物を、少し緊張しながらCDショップでレジに持って行った日のことは、一生忘れることの出来ない気持ちだと思います。自分みたいなガキが、こんな高価なものを買ってもいいのかと、真剣に悩みましたからね。(当時は新星堂さんをよく利用していました。)7枚目以降に購入したアルバムは、記憶が曖昧で定かではないのですが、自分が最初に買ったCD6枚、それを簡単に紹介していきたいと思います。


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